1. HOME
  2. ブログ
  3. コラム
  4. 我が家にあった塗装ってどんなの?

column

コラム

コラム

我が家にあった塗装ってどんなの?



         

新築住宅も10年を経過した頃から、外壁塗装は劣化が顕著になってきます。塗装によって風雨や太陽光線・紫外線から守られている建物の建材は、塗装の劣化を放置することで著しく傷んでしまいます。塗装の種類によっても耐用年数は変わってきますが、家の外壁の種類によっても使われる塗料は変わってきます。
耐用年数が長く良質の塗料を使用すれば長持ちはしますが、価格は大きく跳ね上がります。自分の家の塗装はどんなものを選べばよいのか、塗料の種類から見ていきましょう。

塗料の概略をつかもう

①アクリル塗料
②ウレタン塗料
③シリコン塗料
④フッ素系塗料
⑤無機塗料
⑥その他の次世代型塗料
●まとめ

塗料の概略をつかもう

外壁塗装を業者に依頼しようと検討する時、「耐用年数は少ないけど値段の安い塗料」を使うか、「耐用年数が長くて、値段も高い塗料」にするか、塗り替え周期10年以内の短いサイクルにするか、15年ぐらいの長いサイクルにするかで塗料は変わってきます。
外壁塗装に使われる塗料は、国内三大メーカー(日本ペイント、関西ペイント、SK化研)だけを見ても耐用年数、使用目的、値段によって数多くの種類があります。
どの塗料を選ぶかは、その目的や耐用年数を目安にして、きちんと希望を伝えるのが重要になります。自分の家にあった塗料選びのためには、ご自身でも塗料についての最低限の知識を持つことが大切になってきます。
塗料の概略を知っていることで、塗装業者の見積もりや工事内容を確認する時に役立ち納得して依頼することができるでしょう。
建築に用いる塗料は、塗膜をつくる主原料「樹脂」、塗料の着色・サビ止めなど特殊な性質を加える「顔料」、可塑剤、沈殿防止剤など塗料・塗膜を安定させる「添加剤」の3つで構成されます。
塗料は主成分である樹脂の種類によって分類することができます。

①アクリル塗料

耐用年数は3~5年と短いサイクルで、こまめに塗り替えすることが必要です。
主成分が合成樹脂のアクリル系塗料なので、透明で強度が高く、色をくっきり鮮やかに出す効果があります。
軽量で低価格、重ね塗りができるので、短い周期での塗り替えができます。こまめに塗り替えして外壁の色をキレイに保ちたい場合は使い勝手の良い塗料になります。

②ウレタン塗料

耐用年数7~8年で、価格と効果を考えたとき、コストパフォーマンスに優れたバランスの良い塗料です。
主成分である合成樹脂がウレタン系塗料なので、アクリル塗料よりも防水性、耐久性が向上し、お値段もお手頃価格といえます。
塗膜が柔らかく仕上がるので、様々な素地に多く使用されます。密着性はシリコン系やフッ素系より優れているので、塗装剥がれなどの補修にも効果があります。

③シリコン塗料

耐用年数10~12年と長く、値段はウレタン塗料よりも高くなりますが、現在の外壁塗料の主流になっています。
主成分の合成樹脂がシリコン系の塗料で、耐水性、耐汚性、対候性があり耐久性にも優れています。
長い目で見れば、耐用年数が長いぶんだけ塗り替えの頻度が減り、トータルすれば工事費が安く済むといえます。

④フッ素系塗料

耐用年数15~20年と長くなりますが、塗料の値段は非常に高価なため、一般住宅で使われることはあまり多くありません。
主成分の合成樹脂がフッ素系の塗料で、塗膜の寿命が非常に長く、耐久性は20年ともいわれ、現時点では最高の耐久性があります。
耐熱性、耐寒性、低摩擦性、不燃性など多くの特徴がありますが、一般住宅では、耐熱性を活かした屋根の塗装に使われる程度です。

⑤無機塗料

20年以上の超耐久性を持つ最高の塗料ですが、それだけ高価な高コストの高級塗料です。
「無機」とは、炭素を含まない化合物という意味であり、無機化合物に対して有機化合物があります。アクリルやシリコン、ウレタンなどは人工樹脂が主成分の有機塗料です。
対して「無機」はガラスや鉱石など紫外線で分解されない物質です。
無機塗料の原料はガラスやセラミック、ケイ素が主になりますが、硬くて乾燥した時塗膜にヒビが入ったり割れたりするので、無機と有機の混合塗料になります。
高耐久性、高耐候性、耐汚染性、耐熱・不燃性に優れているので、劣化に強く、天候への耐性があり、汚れを雨水などで流し落とすことができて、燃えにくいので炎症を防ぐという特性を持っています。

⑥その他の次世代型塗料

美観や防水性の向上、太陽熱をはじいて外壁や屋根の温度を下げ室内の温度も下げる効果がある「遮熱塗料」もあります。
また、「光触媒塗料」は太陽光で汚れを浮かせて雨で洗い流し、汚れを付きにくくします。遮熱効果と空気中の汚染物質を分解して周囲の空気を浄化する効果も「光触媒塗料」にはあります。環境負荷を減らすエコ塗料なのです。
今後、注目される次世代塗料といえますが、現時点では認定施工店でなければ取り扱いできない特殊な塗料となっています。

まとめ

外壁塗装の塗料にも多くの種類があることがわかりました。塗り替えの周期・耐用年数によってお値段も違ってきます。塗料の特徴を知ることで自分の家や掛ける費用によって選択することができますから、事前にしっかりと検討して塗装工事業者に希望を伝えることが大切になります。
塗装の目的が美観と保護の両方を希望するならば、最低でも8~12年以上もつもので保証書付き、耐久性があるものを選びましょう。

関連記事