岐阜県で外壁塗装助成金、補助金を受け取れる自治体まとめ
岐阜県内で、外壁塗装をする際に助成金、補助金を受けることができる自治体をまとめました。条件が合えば外壁塗装をすることで市区町村からからお金を受け取ることができます。
ぜひ参考にしてください。
(2020年12月時点)
岐阜県で外壁塗装に助成金、補助金を出している市区町村
現在、岐阜県内で外壁塗装に対して助成金、補助金を出している市区町村です。
条件と申請方法をご紹介します。
安八郡神戸町
住宅改修助成金制度(令和2年度の事業は終了しました)
対象
・耐震補強工事と併せて行う住宅改修工事
・バリアフリー化(段差解消等)、省エネ化(断熱改修等)、環境対策工事(水洗工事)の工事及びその工事と併せて行う住宅改修工事
・子育て世代又は三世代同居世帯が行う住宅改修工事
・新たな多世代同居のために行う住宅改修工事
・空き家に住居するために行う住宅改修工事
対象となる工事
対象となる工事費が50万円以上(消費税含)(工事種別の制限があります。:下表参照)
※他の制度の補助金を受ける場合は、その金額を減じた額が50万円以上となる工事が対象です。
申請年度の4月1日以降の契約で着工前の工事、かつ、年度内に完成できる工事。
※その他対象となる条件がいくつもありますので、詳しくは下記にお問い合わせください。
※令和元年度、令和2年度に行う住宅改修工事が対象となります。
改修助成金の額
・対象となる工事費の20%で、上限が20万円
・町内の施工業者の場合は、助成金の額を1割加算します。
神戸町で外壁塗装を検討されている方には必ず検討していただきたい助成金です。
町に住む人の定住を応援する助成金のため、適用の範囲が大きく、人気が高い助成金です。
毎年事業は行われているようですので、申し込みが始まる4月前後に町のホームページをチェックしてみると良いでしょう。
施工業者の指定もないようです。
揖斐郡揖斐川町
住宅改修等奨励金
[clink url=”https://www.town.ibigawa.lg.jp/0000002913.html”]
対象
過去に住宅改修等奨励金を受けていない方
交付を受けようとする工事について、町が行う他の制度による補助金などを受けていない方
交付申請時において、申請者および同居者に町税など納付金の滞納がない方
交付対象となる住宅
町内に所在し、建築後1年以上経過した住宅
申請者本人が所有し、居住している住宅
過去に住宅改修等奨励金の交付を受けて改修を行っていない住宅
※住宅改修等奨励金の交付は、住宅1棟につき1回限りです。
奨励金額
該当する区分により算出した額を交付。
区分1(基本) : 交付対象工事にかかる経費の5%(上限5万円)
区分2(転入) : 交付対象工事にかかる経費の10%(上限10万円) ※1
区分3(三世代同居) : 交付対象工事にかかる経費の10%(上限10万円) ※2
区分4(転入+三世代同居):交付対象工事にかかる経費の15%(上限15万円)
揖斐川町の奨励金は、条件によって金額が変わりますが、リフォーム全般に対して支給されるので大変申し込みがしやすい奨励金になります。
模様替え目的のリフォームにも支給が適用されるため、断熱塗料や耐震、バリアフリー工事との併用が必須でないところも大きなポイントです。
既存住宅+三世代同居でない場合は最大5万円の支給ですが、適用範囲の広さが魅力で、他の市区町村では支給されないような外壁塗装工事でも適用のチャンスがあります。
移住者にとても優しい制度でもあります。揖斐川町に移住する予定があり、中古物件をリフォームする予定の方にもおすすめの奨励金です。
業者指定はありません。
申し込みには、町役場への問い合わせが必須となります。着工前に相談するようにしましょう。
大垣市
子育て世代等中古住宅取得リフォーム支援事業補助金
[clink url=”https://www.city.ogaki.lg.jp/0000030637.html”]
対象
次の条件をすべて満たす人が対象となります。
・大垣市内に居住用中古住宅を取得し、その住宅に転入・転居した人
・自ら居住する中古住宅をリフォームしようとする人
・中古住宅を取得した日から申請(実施計画書提出)期限(住宅取得後1年間)までに、中学生以下の子(妊娠中を含む)がいる人、または配偶者がいて夫婦いずれか一方が40歳未満の人
・市税等を完納している人
対象住宅・工事
次の条件をすべて満たす住宅・工事が対象となります。
・所有者が申請者本人となっている中古戸建住宅または中古分譲マンションであること
※店舗・事務所棟の併用住宅は居住部分のみ対象で、居住用面積が10分の9以上あること
・昭和56年5月31日以前の木造住宅の場合は、耐震診断を受けている住宅(耐震診断結果の上部構造評点が0.7以上)もしくは、リフォーム工事と同時に耐震補強工事を行う住宅であること
※無料耐震診断と耐震補強助成については、建築指導課(電話47-8436)へ
・リフォーム工事の着工前であること(実施計画書による市の審査・承認後の工事着工であること)
・リフォーム工事は契約者が申請者本人であり、かつ市内に本店もしくは支店を有する法人または住所を有する個人事業者に依頼して行うこと
・居住用の床面積が50平方メートル以上の住宅
・補助対象となるリフォーム工事であること
金額
リフォーム費用の3分の1(上限30万円)※ただし、予算の範囲内で終了
若い世代の定住に力を入れている大垣市の、若年層向けの中古住宅リフォーム用補助金です。利用範囲に屋根、外壁塗装も含まれています。
「子育て世代」という名前ですが、夫婦の片方が40歳以下であれば、子供がいなくても申し込みは可能です。
施工は市内の業者限定、築35年を超える古い住宅は耐震診断必須と諸条件はいくつかありますが、補助金額が大きいため、該当する方は申し込みを検討してもいいでしょう。
可児市
可児市住宅新築リフォーム助成事業
[clink url=”https://www.city.kani.lg.jp/3173.htm”]
次の要件をすべて満たしている必要があります。
・対象住宅に住民票がある人(転居・転入される場合は、完了報告時に住民票がある人)
・工事を行う住宅の名義人である人(住宅を新築する場合は、完了報告時に名義人である人)
・市税や負担金等滞納していない人
・2回目以降の申請の場合は、前回の申請年度を含め5年を経過している人
(同一住宅についても5年間に1回限り)
対象住宅
市内の個人住宅(店舗・事務所等を併用する場合は、居住部分のみ、集合住宅の場合は、専有部分のみ)及びこれに附属する外構。
対象工事
次の要件をすべて満たしている必要があります。
・市内に本社を有する法人又は市内に住民票を有する個人事業者が行う工事
・令和2年4月1日以降の契約である工事
・着工前の工事
・対象工事が50万円以上(消費税除く)の工事
・助成金の申請日から6ケ月以内に完了する工事(住宅の新築工事は、申請日から12ケ月以内に完了する工事)
・住宅の新築、増築、改築、修繕、模様替え、外構工事
(ただし、太陽光発電設備、公共下水道への切り替え工事、 植栽、造園、塀、さく等の築造工事等を除く。)
※対象工事の詳細は、産業振興課までおたずねください。
・市によるその他制度の補助を受けていない工事
助成額
工事費の10%に相当する額(千円未満切捨て)を地域通貨Kマネーにて交付します。10万円を限度とします。
可児市の助成金は、新築、リフォーム問わず申請が可能な助成金です。
外壁塗装は、遮熱などの機能工場目的以外の模様替えも対象に含まれます。
支給が可児市の地域通貨である点はやや難点ですが、使える場所が大変幅広く、チェーン店のコンビニエンスストアや喫茶店、ドラッグストアも含まれているので、日常生活で使用しやすく、地域経済の活性化にも貢献できます。
また、5年に1回申し込みが可能なことも魅力の一つです。
通常1件につき1回限りの支給であることが多いので、何度も申請でき、毎回満額をもらえる可能性があるのは他の市区町村にはない魅力です。
可児市に住宅がある以上、可児市が生活の基盤である方は多いはずです。
市内業者で施工等の条件はありますが、条件が合うようでしたら必ず相談するようにしましょう。
中津川市
中津川市住宅リフォーム補助事業
[clink url=”http://www.city.nakatsugawa.gifu.jp/page/051534.html”]
対象
昭和56年5月31日以前に着工された住宅
中津川市の木造住宅耐震改修補助金申請をされ、耐震補強工事をされる方
リフォーム工事に要する費用(消費税を除く)であること
補助金の額
住宅リフォーム工事に必要な経費(消費税を除く)の額(上限 160,000円)
申請の手続き
補助金申請書に、見積書などの必要書類を添付して中津川市役所 都市建築課まで提出してください。
中津川市の外壁塗装補助金の最大の特徴は、掛け率が存在しない事です。
最大16万円が支給とのことですが、工費の税抜き金額が16万円を超えれば満額支給されるので、大きな工事をしない人でも満額の補助金を受け取れるチャンスがあります。
古い住宅限定であったり、耐震補強工事との併用は必須ですが、要件を満たす方は必ず申し込むようにしましょう。
業者指定はないようです。
美濃加茂市
美濃加茂市住宅工事等補助金制度
[clink url=”http://www.city.minokamo.gifu.jp/shimin/contents.cfm?base_id=6464&mi_id=1&g1_id=9&g2_id=35″]
対象
次の要件をすべて満たしていることが条件になります。
・美濃加茂市に住民登録があり、住宅工事を行う住宅の所有者で当該住宅に住んでいる人
・美濃加茂市住宅リフォーム助成金交付要綱(平成22年12月1日訓令甲第73号)に規定する助成金の交付を受けていない人
・市税を滞納していない人
対象住宅の種類
市内の個人住宅、併用住宅(居住部分のみ)、集合住宅(専有部分のみ)及び附属する外構
対象工事
次の要件をすべて満たしていることが条件になります。
住宅の増築、改築、減築、修繕等を行なう工事
※上記の工事に伴う庭や塀などの外構の工事も対象となります。
市内に本社を有する法人や市内で事業を営む個人事業者(美濃加茂市に住民登録がある個人)に依頼して行う工事
・工事費が20万円以上(消費税含む)となる工事
・申請年度の4月1日以降に契約する工事
補助額
10万円を限度とした工事費20%に相当する額
※他の制度による補助や給付などを受けている場合は、その額を工事費から控除した額の20%に相当する額
補助の回数
同一建物及び同一申請者につき一回限り。
美濃加茂市の外壁塗装補助金は、工事の範囲は広く、外壁の塗装も対象になります。
工事金額の下限が20万円、掛け率も20%なので、少額の工事からでもまとまった金額を受け取りやすい補助金です。
施工は市内業者に限りますので、条件の合う方は申請してみましょう。
本巣市
住宅リフォーム助成事業(令和2年度事業は終了しています)
[clink url=”https://www.city.motosu.lg.jp/0000000802.html”]
対象
市内に所有し、自らが居住している住宅(借家、賃貸用のマンション・アパートは対象外です)
店舗、事務所等の併用住宅(居住用部分のみ)
マンション等の集合住宅(自己の居住部分のみ)
対象者
申請の時点において次の条件に全て該当する方
本市の住民基本台帳に登録されている方
工事を行う住宅の所有者で、当該住宅に現に居住している方
市税、使用料および負担金、その他市の各種融資の償還について滞納していない方
対象工事の要件
工事に要する費用が20万円以上(消費税を含む。)であること。
交付決定後に着手し、かつ当該工事に着手する年度の末日までに完了報告をすることができる工事であること。
(交付申請前に既に着手および完了している工事は対象外となります。市税等の滞納状況の照会に時間が必要ですので、余裕をもって申請してください。)
他の補助制度等を利用した工事でないこと。
対象工事施工者の要件
市内に本店を有する法人または市内で事業を営む個人事業者
助成額
工事費の10分の1に相当する金額(ただし、1,000円未満の端数が生じたときは切り捨て)
上限10万円とします。
助成回数
同一住宅および同一人について、いずれも1回限り。
(ただし、1回の助成で限度額まで達していない場合は、限度額に達するまで助成を受けることができます。)
本巣市の外壁塗装助成金は、経年劣化に伴う塗装も対象となるため、市内業者で塗装を検討しているご家庭であれば、広く対象となります。
条件の合う方は申請してみてもいいかもしれません。
番外編・空き家バンク登録住宅の外壁塗装は各市町村で補助している場合が多い
ここまでは持ち家の補助金でしたが、今後お得に外壁塗装を進める上で知っておきたいのは「空き家バンク登録」の家屋への補助金です。
定住支援制度として、各市町村で、空き家に3~5年以上定住することを条件に、リフォーム資金の一部を支給する制度がございます。
自治体によって条件、支給額は異なりますが、これからマイホームを検討しているがお金がない、維持費が心配という方は、空き家バンクと補助制度に関して知っておくと、お得に外壁塗装を行うことができるかもしれません。
岐阜県内の外壁塗装の助成金、補助金を受けるためのポイント
代表的な補助金の紹介以外にも、知っておくとお得なポイント、悪徳業者に騙されないポイントをいくつかご紹介します。
外壁塗装の補助金、助成金は申込期間がある
自治体によって様々ですが、多くの自治体で行っている助成金、補助金制度は申し込み期間、または件数上限があります。
毎年必ず行うというわけでもないようなので、お住まいの地域に補助金制度があるかどうか、常日頃から確認しておくようにするといいでしょう。
着工後の申し込みは原則不可
どの市区町村も、補助金の相談は「着工前」に行う事を義務づけています。
外壁塗装を検討している方は、一度お住まいの市区町村のHPで、外壁塗装に関わる補助金がないか調べてみるといいです。
「補助金が必ず受け取れる」という業者には注意
訪問販売や契約見積もりの際に、必ず助成金が受け取れると言って契約を急かす業者には注意して下さい。
お住まいの地域によっては、外壁塗装の助成事業にとてもハードルの高い条件が課せられている場合があります。
調べてみるとわかりますが、外壁塗装に無条件で支給を決定してくれる自治体はほとんどありません。
火災保険が必ず出るから大丈夫だと契約をせかす業者が怪しいのと一緒で、助成金をちらつかせて詐欺まがいの契約を行う業者もあります。お住まいの地域の助成金は、必ず詳しく調べてみましょう。
助成金で外壁塗装をどんなに安く済ませることができても、他社でも比較検討の見積もりをとろう
助成金や補助金で外壁塗装を安く行えるのはメリットでもありますが、お住まいの地域に納得のいく工事のできる指定業者があるとは限りません。
助成金を満額出すために必要のない工事を追加で発注すると、結局高くつく可能性もあります。
外壁塗装は値段で選ぶよりも、多数の業者で比較検討をし、工事費、内容ともに納得のいく業者で施工することが大切です。
塗装匠ナビでは、多数の塗装業者を一括で比較、検討することができます。
外壁塗装でお悩みの方は、相談だけでかまいません。お気軽にお問い合わせください。